結婚相談所に頼るのは恥ずかしい?「モテない人の集まり」はもう古い

結婚相談所 恥ずかしい モテない人の集まり
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  • 結婚相談所に頼らなきゃ結婚できないような人と思われたくない
  • 自然な出会いで結婚したい
  • 家族や友人に恥ずかしくて言えない

「結婚相談所は恥ずかしい」「モテない人の集まり」という考えはもう古いです。その価値観に囚われて本気の婚活を後回しにし、結局結婚できずに年齢を重ねてしまったらもう取り返しがつきません。

この記事では、結婚相談所での婚活が一般化しつつある理由をアンケートをもとに解説します。

この記事を読めば、根拠のないカン違いを正して第一歩を踏み出すことができます。

年齢が若い人ほど結婚相談所に対してネガティブなイメージが薄れており、入会者が激増中。

特に女性は年齢が重要視されるため、「恥ずかしい」と悩んでいるのは時間のムダです。

この記事を書いた人
なお姉
  • 35歳のときに6歳年下の夫と結婚
  • 年下男性との婚活ノウハウが得意
  • 婚活に7年も費やしてしまった失敗経験から、長期化を防ぐ婚活戦略をお届け
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結婚相談所は恥ずかしい?変化した令和の価値観

10年前までは結婚相談所に対して「恥ずかしい」「性格に難アリな人が入るところ」「負け組の集まり」のようなネガティブなイメージがありました。

しかし年齢が若い人ほど、ネガティブなイメージが薄れてきていることがわかりました。

結婚相談所へのイメージがポジティブに変わりつつある実態をアンケート結果をもとに解説していきます。

  • 8割が周囲の人に話している
  • 6割がポジティブイメージに変化
  • 効率よく婚活できる

データ元 「結婚相談所の『リアルな』実態」日本結婚相談所連盟(IBJ)

8割が周囲の人に話している

出典 日本結婚相談所連盟(IBJ)

アンケート結果によると、結婚相談所の利用を周囲に話している人は全体の8割弱。男女共に、家族や友人に話していることが多いようです。

「誰にも話さずにコッソリ婚活している」という人は少数派ということがわかります。

なお姉

わたしが活動していた10年前はまだ「恥ずかしくて言えない」という風潮でしたが、時代は変わりましたね。

6割がポジティブイメージに変化

出典 日本結婚相談所連盟(IBJ)

入会する前に結婚相談所に対して「ポジティブ」「ややポジティブ」な印象を持っている人は全体の6割。

結婚相談所は「自力で結婚できない人が利用するところ」というネガティブなイメージが昔から根付いています。しかし近年はそのイメージが変化。

特に20代でポジティブイメージを持っている人の割合が多いです。若い人ほど、結婚相談所に対してネガティブなイメージが薄れてきていることがわかります。

入会前に「ネガティブ」「ややネガティブ」と回答していた人たちの中で、入会後にポジティブイメージに変わった人の割合は62%。

実際に結婚相談所で活動してみて、「社会的にもきちんとしている人が多い」「より効率的に短期間で同じ考えの人と会える」と印象が好転しているようです。

効率よく婚活できる

出典 日本結婚相談所連盟(IBJ)

結婚相談所のもっとも効率がよいところは「結婚したい人にだけ出会える」「細かなプロフィールを見て判断できる」というところ。

年収・年齢・地域など、自分が希望する条件に当てはまる男性にだけ会うことができます。条件の合わない人や結婚願望のない人と出会って時間をムダにすることがありません。

日常生活での出会いでは年収は聞きづらいですし、マッチングアプリでは男性の半数以上が年収をサバ読みしています。

結婚相談所以外の出会いで年収などの条件を知るのは、なかなか難しいでしょう。

一方で効率が悪いと感じるところは「マッチングしないと出会うことができない」という点です。

結婚相談所はまず条件をチェックしてお見合いする相手を選ぶため、自分の条件が相手の希望と合わなければ会うことはできません。

「トークや気遣いに自信があり、実際に会えば自分のよさを知ってもらえるのに」と歯痒い思いをすることもあるかもしれません。

注目すべき点は、効率が悪いところは「特にない」と回答した人が3分の1以上もいるということ。

結婚相談所は下記の点から、もっとも効率のよい婚活手段と言えます。

  • 結婚願望が高い人だけが入会している
  • プロフィールにウソがない
  • 条件を先に知ることができる
  • 複数人と同時交際して比較できる
  • 仲人のサポートがある

一生独身のほうが恥ずかしい!?

どうしても結婚相談所の利用を恥ずかしいと思ってしまう人もいるでしょう。

「結婚相談所に入らないと結婚できないと思われたくない」
「お金を払わないと結婚できないなんてプライドが傷つく」

しかしこの先ずっと独身でいた場合の肩身の狭さや、感じるモヤモヤを考えてみてください。

それに比べたら結婚相談所への入会が「恥ずかしい」なんて、ほんのちっぽけな感情に思えるのではないでしょうか。

肩身が狭い場面が多い

国民全体で見ると独身は少数派。少数派は肩身が狭いと感じることが多いです。

下記のような場面で、自分が独身であることがまったく気にならないという人は少ないでしょう。

  • 誕生日・クリスマスにひとりぼっち
  • 親戚一同の集まりで「まだ結婚しないの?」攻撃
  • 仲良しグループで独身が自分ひとり
  • 職場で同僚が旦那や子育てのグチ大会
  • 親に孫の顔を見せられない

加えてアラフォー以上で結婚していない場合、「性格に難アリな人」「誰からも愛されなかった人」というイメージもくっついてきます。
実際はそうではありません。人間的に魅力がある独身男女はたくさんいます。

世間の目は少数派に厳しく、この先独身だとするとモヤモヤする場面は確実に増えます。

成果を素直に認めてもらえない

独身女性はどんなに仕事ができてもどんなに稼いでいても、独身というだけで正当に評価されません。どんなに美容やおしゃれに気を使っていても、独身女性は憧れの存在にはなり得ません。

なぜなら世間の女性は、独身女性に対してこんなふうに思っているからです。

「時間もお金もすべて自分に使えるからできるのよ。独身だから」

つまり独身なんだからできて当たり前と見なされ、がんばりをそのまま認めてもらえないのです。
既婚女性・子持ち女性のヒガミも確実に入ってます。

結婚して子どもができると、当然のことをしているだけで「スゴい」と世間から評価される傾向があります。

「小さい子どもがいるのに、フルタイムで働いてよくがんばっているね」
「3人も産んでいるのに、スタイルを維持していてスゴい」

しかし独身女性がフルタイムで働いても、評価されることなんてまずありません。

スタイルのよい美人だとしても「出産していないからスタイルを保ちやすい」と思われて、努力を評価されづらいです。

なお姉

わたしも「独身だからできるんだよ」と言われて腹立たしかったことがあります。

結婚相談所への入会者が激増中

出典 日本結婚相談所連盟(IBJ)

コロナ禍以降、出会いの機会が減った人たちにとって、結婚相談所は効率的で安全な出会いの場として認識されるようになりました。

その結果、ほぼすべての世代で入会者が大幅に増えています。

若年層の入会者が増えた

2020年と比較して、2022年は男女共に若年層の入会者が増えました。

男性は20代・30代の入会割合がおよそ7割となっています。

結婚相談所は「おじさんばかりで若い男性と出会えない」という印象を持っていた人もいるでしょう。そんな理由で入会をためらっていた人にとっては、安心できるのではないでしょうか。

また女性については20代の入会割合が3割。20代は結婚相談所にポジティブなイメージを持っていることからも、うなずける結果です。

若い人ほどコスパを重視し、ゼロリスクを求める傾向があります。

結婚相談所は年収や学歴などの条件を満たした人とだけ会うことができます。さらに会員は全員結婚願望が強いので、結婚までのスピードが早いです。

長い人生全体で考えると、この先の未来をともに過ごすパートナーを見つけるためにお金を使うのは、コスパがよいと言えます。

またマッチングアプリで結婚願望のない人と出会ってメンタルを消耗したり、事件に巻き込まれたりするリスクも回避できます。

結婚相談所へ入会した理由

1875人の男女に、結婚相談所へ入会したきっかけを尋ねたアンケート結果は下記の通りです。

スクロールできます
20代30代40代
結婚する知人の増加や年齢に焦りを感じた34.7%33.1%29.6%
マッチングアプリや婚活パーティーで結果が出なかった23.7%28.0%22.3%
数年以内に子供が欲しいと感じた13.2%15.5%12.9%
コロナ禍、結婚意欲が高まった15.3%8.6%11.9%
結婚相談所で成婚した知人がいる2.6%6.8%6.0%
その他10.5%8.0%17.3%
データ元 日本結婚相談所連盟(IBJ)

注目すべきは「マッチングアプリや婚活パーティーで結果が出なかった」という人の割合が多いこと。

実は結婚相談所の入会者のうち約7割が、マッチングアプリ・婚活パーティーでの婚活を経験しています。しかし下記のような理由からうまくいかず、結婚相談所に流れてきていることがわかりました。

  • アプリでメッセージをやり取りしても、フェードアウトしてばかり
  • マッチングアプリ上のプロフィールが本当かどうか怪しい
  • 男性に対する見る目がなく、いつもダメ男とばかり出会ってしまう
  • 結婚願望がない男性も混ざっている

あなたも同じような経験があるのではないでしょうか?

アプリや婚活パーティーでの出会いは、当人同士で関係を進めていく必要があります。そのため交際や結婚に繋げることが難しいのです。

なお姉

アプリでは非効率だと感じた人たちが、本当に結婚につながる出会いを求めて結婚相談所に入会しています。

結婚相談所にいる男性会員の特徴

結婚相談所にいる男性会員は、モテない人、自力で結婚できなかった人ばかりではありません。どこにでもいるような普通の男性が活動しています。

男性会員には下記のような特徴があります。

  • いわゆる「普通の人」
  • 年収が高い
  • 結婚への覚悟が決まっている

いわゆる「普通の人」

結婚相談所の男性会員は、上記のようなどこにでもいる普通の男性ばかりです。結婚したいけど忙しくて時間がない、日常生活では出会いがないという男性が活動しています。

遊び目的の人はひとりもいません。全員真剣に結婚を考えています。

確かにモテなさそうな男性もいますが、それは結婚相談所に限ったことではありません。

普通に生活していても、モテなさそうな人はどこにでもいます。一方でハイスペのイケメンもいたりします。

男性会員の構成比はおおよそ下記のようになっています。

  • モテる人・イケメン 10%
  • 普通の人 70%
  • モテない人・ブサメン 20%

婚活中の悩みで多いのが「普通の人がいない」というもの。そんな人はいつのまにか高望みになっているかもしれないので、こちらの記事も見てみてください。

年収が高い

出典 日本結婚相談所連盟(IBJ)

結婚相談所の男性会員は、一般的なサラリーマンと比べて平均年収が高いです。

年収ガイドによると、男性の年収中央値は30代前半男性で393.1万円、30代後半男性では443.5万円となっています。

それに対して結婚相談所の男性会員は、年収500〜699万円がボリュームゾーン。一般的に女性が結婚相手に求める年収(500万円以上)をクリアしている男性が多いです。

上記のデータは日本結婚相談所連盟(IBJ)のものですが、他の結婚相談所でも同様に、男性会員の平均年収は高いです。

結婚相談所の会費を払えるだけの余剰資金があるということなので、カツカツの生活をしている人は少ないでしょう。

婚活のためにコストをかけられる層であることから、一般的なサラリーマンよりも収入が多い人が集まっているのは当然と言えます。

結婚への覚悟が決まっている

結婚相談所の男性は結婚願望が強いだけでなく、結婚に対する覚悟が決まっています。

男性は覚悟がないと結婚を決意できないものです。なぜなら一家の大黒柱になるというプレッシャーが重いからです。

共働きが一般化しているとはいえ、「自分が家族を養うべき」という責任感や義務感のようなものを男性は感じています。その自信がついたとき、男性は結婚への覚悟が決まります。

結婚する覚悟もないのに、わざわざお金を払って結婚相談所に入会する男性などいません。

なお姉

比較的経済力もあり、結婚への覚悟も決まっているのに日常で出会いがないために、相談所に入会しているのです。

結婚相談所の女性会員の99%が年収を「非開示」にしています。

つまり男性は、女性の年収をまったく知らない状態で婚活しているのです。女性の年収がいくらであっても受け入れて、男性自身が大黒柱になる覚悟を持っています。

世の中には「収入が低すぎて結婚できない」「自分のお金と時間がなくなるのがイヤだから結婚したくない」という結婚に不向きな男性も多いです。

そんな中で結婚相談所の男性は、結婚への姿勢・経済力ともに魅力的だと感じます。

結婚相談所は「最後の砦」にはならない

結婚相談所を「どうしても結婚できなかったときの最終手段」として捉えている人も多いですが、まったくの見当違いです。

結婚相談所は、あらゆる婚活手段の中でもっとも条件が重視されるシビアな世界。条件が悪ければ、当然結婚相談所でも婚活は苦戦します。

女性は年齢を重ねるほど「条件が悪い人」になり、男性から選ばれにくくなってしまうのです。

結婚相談所でもっとも難しいのがアラフォー女性の婚活と言われています。

アラフォー女性が同世代男性を希望するのに対し、アラフォー男性は子供がほしいためアラフォー女性は対象外。
アラフォー男性は35歳までの女性と結婚したいと思っています。

アラフォー女性をターゲットにしているのは50代・60代の男性です。

自分の親ほどの年齢の男性からもお見合い申し込みが来てウンザリ。一方で同世代男性に申し込んでも断られてばかり。

こうして成婚に至らずに結婚相談所を退会していくアラフォー女性はごまんといます。

女性は年齢が重視されるため、若い女性ほど条件のよい男性を選べます。

特に28〜32歳の、年下男性も年上男性も余裕で狙える婚活ゴールデン期間。この年齢の間に結婚相談所に入会するのが、婚活においてはいちばん賢い選択です。

なお姉

32歳を過ぎたとしても、早いに越したことはありません。

結婚相談所は「最後の砦」ではなく、婚活でまず初めに検討するべき手段です。

まとめ 結婚相談所が恥ずかしいという価値観は変化している

結婚相談所は恥ずかしいという価値観は若い人ほど薄れつつあります。

  • 結婚相談所での活動を周囲に話している人は約8割
  • 入会前にポジティブなイメージを持っていた人は約6割
  • ネガティブイメージを持っていた人も、6割がポジティブに好転
  • マッチングアプリや婚活パーティー経験者が結婚相談所へ流れている

10年前は「ネットでの出会いなんて恥ずかしい」、5年前は「マッチングアプリでの出会いなんて恥ずかしい」という風潮がありました。

しかし今やネットやアプリでの出会いは主流です。友人に馴れ初めを聞かれても話しやすくなりましたよね。

同様に、結婚相談所に対しても恥ずかしいという価値観はなくなっていくと予測できます。もちろん、独身が恥ずかしいという価値観も変化するかもしれません。

大切なのは、後悔しないようにしっかり自分の頭で考えること。

行動を先延ばしにして「あのときこうしていれば」と後悔してほしくありません。本気で婚活したけど成果が出なかったのなら、独身だとしても納得感があるでしょう。

しかし行動しないままいたずらに年齢を重ね、もっと早く婚活していればと後悔しても時間は元に戻りません。

結婚相談所のことをもっと知りたい人は、他の記事も見てみてくださいね。

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